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【かも川手延素麺】比べて分かる、手延べの魅力!浅口のイケ麺大集合

本記事は過去に実施したキャンペーンの特別記事です。
内容は2022年取材時のものです。

比べて分かる、手延べの魅力! 浅口のイケ麺大集合

岡山県浅口市の特産品である手延べ麺の基本材料は、小麦、塩、水、の3つといたってシンプル。だからこそ、職人の技やプライドが、各社の商品にしっかりと反映されている。奥深すぎる、鴨方手延べ麺! 美味しくてイケてる手延べ麺を製造する6社を巡って、それぞれが生み出す“手延べの魅力”を探ってきました!

【イケ麺File.5】かも川手延素麺(株)

「鴨方の伝統手延べ麺を 全国の食卓へ」

のどかな里山を背景に、ドシッと構えるのは『かも川手延素麺(株)』の大きな工場。1972年に会社を設立してから、ちょうど50年の節目を迎える。1973年には国内で初めてとなる手延べ麺の大型工場を稼働、1975年には手延べ素麺の製造をシステム化することに成功。翌76年には手延べうどんの生産が開始。年を追うごとに進化する技術に比例し、“かも川の手延べうどん”の名も全国へと広まっていった。

工場の立ち上げから量産化、全国展開へと着実に歩みを進めてきた同社。前例がない国内初の試みというだけに、会社の成長過程では苦労が絶えず幾度となく倒産の危機に直面したようだ。その困難を乗り越え50年に渡りこの地で麺を作り続けているのは、初代・藤原寅太郎さんの「鴨方の伝統的な美味しい手延べ麺を全国に広め、たくさんの人に味わっていただきたい」という“かも川DNA”が受け継がれているからだろう。

外気の影響を受けやすく“生き物だ”と言われるほど繊細な手延べの麺生地。乾燥具合や生地の延ばし加減など、どうしても人の手や感覚に頼るしかない工程があるそう。生地によって配合を調整する小麦粉、瀬戸内海の天然海水100%で精製された食塩のほか、熟成させる時の乾燥防止には、酸化しにくい米油を使用。美味なる手延べ麺の大量生産、安定供給は、機械と職人の合わせ技、選び抜かれた原材料があってこそ。

製麺技能士の資格を持つ同社営業部・本地章位さんと製造現場の責任者・谷上文雄さんが「どこと比べられても負けない、自分たちの自慢の麺」として紹介してくれた『手延べざるうどん』。細めゆえに茹で時間4分と短く、食べやすいのが特長。ただ、細い麺でも「あぁ、食べたなぁ」という食後の満足感を損なわないよう、商品開発では、食べ応え・噛み応え、もっちり感をとことん追求したという。職人たちが頭を悩ませ、食べやすさと手延べの魅力を見事に共存させた“かも川の手延べうどん”、ぜひご賞味あれ。

うちのイケ麺はコレ!

 

 

手延ざるうどん
約4分で茹で上がる、通常より細めのうどん。キュッと冷やしても手延べならではのもちもち感は健在です!

ここで買えます!
『お食事処&直売所&足湯 麺蔵人(めんくらんど)』
岡山県浅口市鴨方町小坂東1981
電話/0865-44-1112(FAX0865-44-6868)
営業時間/直売所9:00~18:00 食事処11:00~17:00 ※水曜は~14:00、土・日・祝は~19:00 足湯10:00~16:00 ※土・日・祝は~18:30
定休日/直売所・食事処…年始、足湯…水曜、年始
駐車場/あり
HP/ https://kamote.co.jp
Instagram/ @kamogawatenobe1972

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